新健康フロンティア戦略(厚生労働省)
特定健診、特定保健指導、メタボリックシンドローム、生活習慣病、
アンチエイジングの支援をする当法人は次のニュースに着目しました。
「メタボリックシンドローム対策の一層の推進」
(メタボリックシンドローム克服力)
我が国は、世界一の長寿国である一方、急速に人口の高齢化が進展している。
多くの国民が一生涯を通して充実した人生を送るためには、
健康増進や疾病等の予防の推進とともに、
これらの疾病等を患っている国民に対して、治療や支援を行うことにより、
国民全体が前向きな気持ちで年齢を重ねること(前向きな加齢)を
支援することが重要である。
また、働き盛りから高齢期にかけた国民全体の健康課題について、
予防、治療、生活支援、介護といった関連する種々の対応を一体的に捉えながら、
メタボリックシンドローム対策や、がん対策等の対策を推進することが
必要である。
メタボリックシンドローム対策については、50歳代から脳卒中、
心筋梗塞等の患者数が増加している現状をふまえ、その年代に至る以前から、
これらの発症の危険因子であるメタボリックシンドローム対策、
糖尿病予防を進めるため、以下のような対策を一層推進させることが重要である。
1.メタボリックシンドローム対策・糖尿病予防の重点的推進
(1)メタボリックシンドローム克服のための国民運動の展開
・職域・企業、関係団体、関係機関(薬局等)、民間団体(NPO等)、
各世代の者のほか、年齢を超えて社会全体を巻き込み、
食育の推進とも連携した国民運動を実施
・「食事バランスガイド」や「エクササイズガイド」の普及・啓発
・日本糖尿病対策推進会議(日本医師会、日本糖尿病学会、日本糖尿病協会が、
糖尿病の発症予防等を目指して、共同で設立した会議)、産業医の活用
(2)民間活力等を活用した国民の継続的な取組みへの支援
・動機付けツール(e-wellness(health)等)による個人毎のプログラムの
提供や機会の確保等、運動、食事等の生活習慣改善に関する支援
・一生涯を通じた、内臓脂肪量や運動量の自己チェック、改善の支援
・家庭用健康測定機器等を活用しつつ、個人の健康状態を生涯を通じて把握、
活用できる基盤の整備
・科学的根拠に基づいて確実に効果を生み出す健康関連産業の育成、
発展の支援
・運動や食品の効果や機能の解明と適切な運動習慣、食生活の普及
・個人や地域・企業の生活習慣改善への動機(インセンティブ)の付与等の
環境の整備
・地域や企業の取組みの普及、飲食店・社員食堂等での栄養表示の普及、
運動等に親しむ機会の確保
・身近にある大衆薬の適切な利用
(3)個人の特徴に応じた予防(テーラーメイド予防)の研究開発と普及
・個人の特徴に応じた予防(テーラーメイド予防)のための司令塔づくり
・発症リスク等に関する指標(遺伝子、生体指標(バイオマーカー)、
ライフスタイル等)の研究開発と普及
・予防のための個別に適応できる運動・食事プログラムとその提供システムの
開発、普及
・適切な生活指導、運動療法、食事療法、歯周病対策、治療等の実施
2.糖尿病から脳卒中、心筋梗塞、腎不全等の合併症への移行の阻止
(1)どこでも誰でも「スタンダード(標準)治療」の普及
・関係団体等の連携による標準的な治療の普及、協力体制の構築。
特に、日本糖尿病対策推進会議の活用
(2)個人の特徴に応じた治療(テーラーメイド治療)の研究開発、普及
・個人の特徴に応じた治療(テーラーメイド治療)のための司令塔づくり
・患者の特性(遺伝素因、重症度等)に応じた治療、重症化の防止方法の
研究開発、普及
・適切な運動療法、食事療法等の普及
3.脳卒中、心筋梗塞等の治療の推進
(1)発症後直ちに専門的な治療が受けられる体制の整備
・発症時に患者が直ちに受診するための初発症状等に関する知識の普及
・血管内治療、PTCA(冠動脈血管形成術)等の急性期治療の提供体制の充実
・搬送、医療機関の役割分担の明確化
(2)脳と心臓のダメージを最小限に抑えるための治療方法の開発
・血管内皮の保護に着目した薬物治療の研究開発の推進
・再生医療による治療法の研究開発の推進
2007年04月28日 | トピックス